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予約番号 03-3929-6480

お口のケア

小児歯科では最初の乳歯が生える時から18歳ごろまでのお口の中を専門的に治療、管理します。この時期はその子の将来の口の中を決定する重要な出来事がたくさん起こります。

虫歯を治すだけが我々の仕事ではありません。
健康で自然な永久歯列を育てることが小児歯科の目標です!!

子供の歯は抜けるから大丈夫と思っていませんか?
お子様のあごの骨の中で、永久歯は少しずつ育っていきます。口の中に生えてくる何年も前から永久歯は乳歯の下で成長しているのです。そのため、むし歯や外傷などで低年齢のうちに乳歯がダメージを受けると、その下にある永久歯がうまく成長しなかったり、歯ならびに悪影響がでたりすることがあります。また、乳歯のむし歯は進行しやすく、放置すると重症化します。 近年、乳歯のむし歯は減少傾向にあるといわれますが、検診などで見逃され進行してしまうケースも少なくありません。そうなる前に小児科専門医による検査をおすすめします。

乳幼児期

早いうちからケアを習慣化しよう
生まれたての赤ちゃんのお口の中には実は虫歯菌がいないことを知っていますか?実は、大人が赤ちゃんにキスをしたり、大人が使ったお箸で食べ物を与えたりすることで赤ちゃんに虫歯菌がうつるのです。それでも赤ちゃんとのスキンシップは大事ですし、なかなか完全に虫歯菌を移さないようにするというのは難しいものです。
1歳半の検診では虫歯のあったお子さんは2%だったのが、3歳の検診では20%に増えているという結果が出ています。
わずか1歳半~3歳までの間に虫歯がある子が10倍に増えたということです。
当院ではお母さんにはしっかり赤ちゃんとスキンシップをとってほしいから、口内を健康に保つ習慣をつけるようにしてほしいと思っています。 当院がお勧めするのは、2歳の時に仕上げ磨き、間食のルール(だらだらと食べない、食べる時間を決めるなど)に慣れさせるという習慣をつけることです。 この習慣で、お子さんの歯への意識を高めることで今後変わってくるものがあるのではないでしょうか?

この時期の予防
必要に応じて「口を開ける」習慣を歯がまだ生えていなくても毎食後はガーゼで口の中を拭いてあげましょう。
その時、お母さんが赤ちゃんのお口の中を見てあげる習慣をつけましょう。口を開くことへの抵抗をなくすことで、 歯医者さんでもスムーズな診察ができるようになります。

3歳から「自分で歯磨き」と「仕上げ磨き」3歳になったら、お子さん自身に歯磨きをさせてみましょう。 下手でも構いません。ここで大切なのは「自分で磨く」という習慣をつけさせること。もちろん、 そのあとに大人が仕上げ磨きをしてあげてください。歯磨きタイムは歌を口ずさんであげるなど工夫し、 「歯磨きは楽しいもの」という印象を持たせてあげましょう。
乳歯の虫歯は放置しないで!
「乳歯は生え変わるから虫歯になっても大丈夫」なんて思っていませんか?とんでもありません。乳歯の健康は、
その後生えてくる永久歯の状態やあごの成長にも大きくかかわるのです。乳歯だからといって軽視するのではなく、
定期的に歯科検診を受けさせてあげましょう。

学童期

永久歯に生え替わる、デリケートな時期
乳歯の健康が、永久歯のバランスを左右する!
6~12歳は、乳歯が永久歯に生え替わる大切な時期。「そのうち生え変わるから」と、乳歯の虫歯を放っておくのは禁物です。永久歯は、乳歯の歯根を道しるべに生えてきます。その乳歯が虫歯に冒されていると、永久歯が乳歯を異物と認識して別の位置から生えてしまったり、周りの永久歯が傾いてきたりといったトラブルの原因になります。
また、乳歯に虫歯が多いとよく噛めず、あごの成長を妨げ永久歯の歯並びにも影響してしまうのです。
当院では、永久歯をキレイに生やす手助けも行っています。

この時期の予防
定期検診を受けましょう!
上でも述べたように、乳歯の健康はそのまま永久歯の健康や歯並びに影響します。
乳歯は永久歯に比べてもろく、虫歯になりやすいので、定期的に歯科医院に通って健康状態を確かめましょう。また、この時期にフッ素塗布などを行うのも効果的です。
丁寧に歯磨きを!
乳歯もそうですが、生えたばかりの永久歯も虫歯にかかりやすいので、1日1回歯磨きをさせましょう。
歯科医院で正しいブラッシング方法の指導を受けるのもおすすめです。
癖は直そう!
キレイな噛み合わせをつくるために、指しゃぶり、爪噛み、くちびる噛み、舌を噛む、頬杖をつく、うつぶせ寝などの癖は直してあげましょう。また、あごの成長を促すために良く噛んで食べるように教えましょう。

この時期にお勧めな歯並び矯正
小さな頃からの指しゃぶりなどの癖によって、歯並びが乱れていませんか?
この学童期に治しておくと、大人になってから治療するより短期間で、費用も比較的安く治療することができるでしょう。
大人になってから治療器具をつけることを敬遠し、なかなか治療できないでいる方もいらっしゃいます。
お子様が楽しいときにはいつでもおもいっきり笑えるように、歯並びの治療を考えてみてはいかがでしょうか。
当院では非抜歯、歯を抜かない矯正方法に対応しています。ぜひ一度、ご相談ください。

成人期

歯周病ケアが最重要
永久歯への生え替わりやあごの成長が完了し、組織が安定する時期です。
また、虫歯や治療跡、歯周病などによって徐々にダメージが増え、歯列に乱れが生じてくるタイミングにもあたります。歯の健康を維持するためにも、意識の向上や定期検診の受診が重要です。

この時期の予防
定期検診で歯周病ケアを!
日本人の80%以上が歯周病にかかっているかその予備軍であると言われています。
しかし歯周病は自覚症状が乏しく、普通に生活していると気がつかない人がほとんどです。
そして知らぬ間に悪化していき、歯がグラつくなどの異常に気づいた時にはすでに重症化しており、抜歯を余儀なくされる場合が大変多いのです。
恐ろしい歯周病には、とにかく早期発見・早期治療が大切です。予防歯科をしているかいないかで、将来残せる歯の本数が決まってくると言っても過言ではありません。
定期検診によるチェックと予防対策を欠かさないようにしましょう。

大人の矯正
歯並びや噛み合わせに問題があると、歯磨きなどのケアも行き届きにくくなりがちです。
矯正で噛み合わせを改善すればケアがしやすくなり、虫歯や歯周病などのトラブルを未然に防げる可能性が高くなります。矯正は子どもだけでなく、大人になってからも可能です。
大人の矯正をしている医院をご紹介しますのでお気軽にご相談ください。

妊娠期

妊娠期

ホルモンバランスの影響で口内リスクが高まる
赤ちゃんの歯の芽は、お母さんのお腹の中にいる間にできます。お腹の赤ちゃんの栄養源は、言うまでもなくお母さん。赤ちゃんに丈夫な歯をプレゼントするためにも、妊娠中は十分な栄養バランスを備えた食生活を心がけましょう。
また、妊娠中はホルモンバランスの変調の影響で唾液の分泌量が減少するため、歯にプラークが付着しやすい状態になります。また、食べる量や種類など食生活が変化する時期です。このような条件が重なることで、どうしても虫歯リスクが高まってしまいます。
妊娠前後の歯の健康を守るためには、日頃から念入りにケアして、定期検診を受けることが大切です。

この時期の予防歯科
歯周病対策を!
歯周病が出産にもたらすリスクをご存知ですか?歯周病菌から放出される炎症物質が早産や低体重児出産への影響があると指摘されているのです。また、歯周病にかかっている妊婦ではそうでない人に比べ、早産の可能性が7.5倍も高くなるといわれています。
妊娠が分かったら、なるべく早めに歯科医院へ行って歯周病にかかっていないか調べ、必要があれば治療しましょう。
お子様連れのお母さんを当院は応援しています。子どもがいるから歯医者さんに行きにくいという方はぜひ当院へお越しください。どうしても不安な方は一度ご相談ください。
お気軽にご来院ください。